Cursor + Coze ワークフローで構築するウェブコンテンツ抽出プラグイン チュートリアル
1. プロジェクト概要
💡 本チュートリアルではCursor AIとCozeワークフローを使用して、ウェブコンテンツ抽出Chrome拡張機能を開発する方法を解説します。AIを活用した開発の魅力を一緒に探求しましょう。
プロジェクト完成イメージ
1.1 開発背景
技術記事を頻繁に読む開発者として、記事の要点を抽出・保存する便利なツールを常に探していました。このニーズからブラウザ拡張機能の開発を思いつきました。AIの助力により、このアイデアはすぐに現実のものとなりました。
多くの方々からの要望を受け、今回の開発プロセス全体を共有することにしました。
2. 技術スタック紹介
2.1 Cursor:AI駆動のスマートエディタ
Cursorエディタインターフェース
🔧 Cursorは革新的なコードエディタで、VS Codeの親しみやすいインターフェースを保持しつつ、強力なAI機能を統合しています。最大の特徴は自然言語による対話が可能なcomposer機能です。
2.2 Coze:ビジュアルワークフロープラットフォーム
Cozeビジュアルワークフローインターフェース
🔄 Cozeワークフローは強力なビジュアルツールで、以下の実現が可能:
- 複雑で安定した業務プロセスの編成
- 多機能の柔軟な組み合わせ
- 高安定性のタスク処理
3. 機能要件分析
コア機能リスト:
- ✨ ウェブリンク抽出
- 📝 LLMによるコンテンツ要約
- 🎯 3つの主要変数の出力:
- 主役
- 記事概要
- 名言抽出
- 🖼️ 主役関連画像検索
- 📊 美しい図文要約カードのレイアウト
4. 技術アーキテクチャ
🏗️ フロントエンド・バックエンド分離アーキテクチャを採用:
- バックエンド:Cozeワークフロー基盤のビジネスロジック
- フロントエンド:Chromeブラウザ拡張機能(軽量インターフェース)
5. ワークフロー構築
5.1 コアコンポーネント設定
ワークフロー全体アーキテクチャ
主要設定ポイント:
- 大規模言語モデルノードのプロンプト:
```plain text prompt:プロの記事編集者として、提供された記事{page}の内容を深く理解し、以下の3点を提供してください:
- 記事の主役(例:「雷軍」)
- 記事の主旨の正確な要約
- 主役の名言(存在する場合) ```
- 出力ノードのMarkdownレイアウト:
markdown
👤 主役:{{name}}
📷 主役画像:
<!--  -->
{ここに主役画像が表示されます}
📝 記事内容:{{idea}}
💖 名言:{{sentence}}
⚠️ 重要注意:画像変数にはcontentUrlを使用
6. Chrome拡張機能開発
6.1 Coze主要設定取得
7. インターフェース最適化
最適化後のプラグインメインインターフェース
作者情報表示ページ
主要機能表示
8. まとめと展望
🎯 本チュートリアルでは主な開発プロセスを紹介しましたが、実際の開発では以下のような問題に直面する可能性があります:
- アイコンスタイルの最適化
- エラー処理
- Cursor codingの詳細な問題
プロジェクトソースコード
📦 コードリポジトリ:CozeSummarizer